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中小企業がノンバンクのファクタリングで運転資金600万円調達した事例

借入が難しい中小企業がファクタリングを利用して資金調達!

知人の紹介である大手メーカーからの大口発注を受けるチャンスを手に入れたものの、製品の製造に必要な部品や燃料費の支払い用運転資金が足りず、急遽融資を受けることが必要となったケースです。

この中小企業は信用情報に問題があったので銀行からの借入やノンバンクからの借入も難しい状況でしたが、ファクタリングをうまく利用することで無事当座の資金を手に入れました。

要望に応えるためにはまとまった仕入れが必要

融資希望額 600万円
事業内容 製造業
資金使途 大口発注に応えるために必要な仕入れの代金
売上高 2,500万円
総借入 1,000万円

この中小企業は零細ながらも高い技術力をもっており、少しずつ販路を広げていこうとしている段階です。

今回、知人の紹介によりある大手メーカーから技術力を認められ、まとまった量と金額で製品の納品を任されることになりました。

しかし、もともと品質の高さにこだわってかなり材料費をかけた製品をつくっているため、大手メーカーからの要望に応えるためにはまとまった仕入れが必要です。

大量発注なら仕入れ値をある程度圧縮することもできるとはいえ、工場はフル稼働になるので人件費もかかります。この発注を無事乗り切ることができれば、今後も継続して仕事の依頼がくるという期待があるためどうしても仕事を請けたいのですが、先立つものがありません。

製品の製造に必要な材料費以外にも、燃料費、工場の稼働時間が伸びることで増える電気代、人手不足を解消するためのアルバイト募集、人員の募集に必要な広告費などを考えると頭が痛くなる状況です。

売掛金を買い取ってもらうファクタリングで無事資金調達

仕事の量はあるものの、利益率を抑えて数をこなすことで売上を上げているタイプの工場なので、手持ちの運転資金では今回必要な資金600万円には届きません。

現在、銀行からは1,000万円を借り入れており、事業規模からこれ以上の融資は断られている状態です。しかも、過去受注が安定するまでの段階で資金繰りに困り、資金がショートして銀行への返済が遅れたことが何度かあります。

なんとか資金を用立てることができないか、別の銀行や国金、ノンバンクの事業者ローン等にも相談してみましたが、信用情報に傷があるため通常の借入はすべて断られてしまいました。

そこでノンバンクの担当者から紹介されたのが、「ファクタリング」です。

ファクタリングとは、売掛金を買い取ってもらうサービスとなります。 通常は、取引先の業績悪化等を予想して売掛金を手放したり、支払期限の遠い売掛金をいますぐ売却することで当座の資金を用立てたりするときに使います。

ファクタリングは売掛金の売買取引になるため、信用情報に傷があっても資金調達できます

この中小企業の場合、もともと仕事の受注数が多かったこともあって支払期限が数ヶ月先の売掛金が850万円ぶんほどありました。

この売掛金をノンバンクが買い取ることによって、手数料等を引いた約600万円の運転資金を用意することができたのです。

事業資金融資でファクタリング利用が多い4つの業界

売掛債権さえあればどんな業種でも利用できる資金調達法であるファクタリング。しかし、業種によって利用率の高い・低いが明確になっているのもファクタリングの特徴です。

事業資金融資でファクタリング利用が多い業界とその理由、メリットなどをあわせてご紹介していきます。

高額な上回収サイクルが遅れがちな【建設業】

ファクタリングの利用率がもっとも多いといわれているのが建設業です。支払いが高額な上回収サイクルが遅れやすく、下請け会社や孫請け会社などとの関係性も複雑化しやすい傾向にあります。また、天候の影響をもろに受ける業界でもあり、資金繰りが上手くいかなくなる企業も多いです。

通常の融資を受ける場合、審査に時間がかかるなどで資金が手元に入るのは1ヶ月後ということもありますが、ファクタリングの場合、最短で当日に資金調達することが可能です。

しかも、建設業はファクタリングを提供する側からの信頼も厚いため、比較的容易に債権買取の譲渡も行いやすいです。

ファクタリングは手形とは異なるため、元請け会社が倒産した場合、売掛金の支払い義務を回避することができます。

ファクタリングの手数料が安く済む【医療、介護業界】

医療、介護業界でファクタリングが利用されているのは、国民健康保険団体連合会から入金される予定の介護保険給付金を前倒しで受け取ることができるからです。

本来であれば、介護報酬は国保連に請求してから入金されるまでに2ヶ月程度かかります。言うまでもなく、この期間は企業にとって経営の負担になるでしょう。

中小規模の医療、介護施設で銀行からの融資が受けられない場合などでは、多くこのファクタリングが活用されています。

介護報酬は回収できなくなるリスクが低いため、医療・介護の業種では、他の業種と比べてファクタリング利用の際の手数料も低いことがほとんどです。この点も医療、介護業界でファクタリングを利用する大きなメリットになっています。

季節や流行に左右されやすい【アパレル業界】

アパレル業界では経営状態の良し悪しに関わらず、資金繰りが上手くいかなくなることがあります。これは、商品の仕入れから販売までに時間がかかるために多数の在庫を抱える可能性がある、という業界特有の事情によります。

さらに、他の業種とは異なり、季節によって取り扱う商品が変わったり、バーゲンの時期に大量仕入れが必要になったりすることもあります。流行に左右されやすいということも資金繰りが悪化する原因となるでしょう。

多数の在庫を抱えている状態の中、銀行からの融資を受けることができないケースも多々あります。

そこで、ファクタリングを利用すれば、突発的に資金繰りが厳しくなったとしてもすぐに資金調達を行うことができるため、最悪の状態を回避することができます。

創業間もない企業が資金繰りに苦戦する【IT業界】

近年、日本では若いIT企業が著しい成長をみせているといえます。しかし、創業間もなく信頼度が低い場合には、なかなか銀行からの融資を受けることができません。

しかも、今後経営が上昇する可能性があるにもかかわらず、大きな仕事を請け負ったがために資金繰りに行き詰まるケースも少なくありません。

ファクタリングであれば、創業間もない企業であっても資金調達を行うことが可能です。元手がないばかりにせっかくのチャンスを活かせないのはもったいないことです。IT業界で急激な成長を目指している企業にとって、ファクタリングは心強い元手になるはずです。そのため、ファクタリングを多用する経営戦略を実践している企業も多いといいます。

個人事業主がファクタリングを利用するときの8つのポイント

ファクタリングを利用できるのは、企業だけに関わらず、個人事業主も含まれます。ただし、個人事業主がファクタリングを利用する場合には、企業が利用するよりも条件が厳しい傾向にあります。

ここでは、個人事業主がファクタリングを利用するときのポイントを8つご紹介します。

1.売掛債権を持っていること

まず、ファクタリングを利用するためには、売掛債権を持っている必要があります。これは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡するというのがファクタリングの仕組みになっているため、当然ともいえます。

そのため、売掛債権を所持していることが大前提となることを覚えておきましょう。

2.ある程度まとまった債権額があること

売掛債権を所持していれば誰でもファクタリングを利用できる、というわけではありません。ある程度まとまった債権額を持っていなければなりません。

ファクタリングを利用する際は、原則100万円以上の債権額があることが利用条件となります。これは、企業であっても同じことがいえます。

一般的には、ファクタリングを利用する際に手数料が発生します。あまり少ない債権額では、手数料が差し引かれてしまうと利益にならない可能性もあるでしょう。

3.優良債権であること

ファクタリングは、銀行融資などと違い、利用者本人よりも売掛債権先の企業の信用性が問われることが大半です。そのため、売掛債権先の企業規模が大きく経営が良好であることや、取引が長期に渡っていること、売掛金の入金遅れがないことなどの条件をクリアし、「優良債権であること」を認められる必要があります。

ファクタリング会社も、リスクを最低限に抑えるために、不安定な売掛債権は信用してくれないことが多いのです。

4.売掛債権の回収に時間がかからないこと

入金までの時間が長ければ長いほど、ファクタリング会社からの信頼度も下がってしまいます。ファクタリングの利用が企業であれば、回収の期待ができますが、個人事業主の場合は回収ができず、貸し倒れのリスクを伴うからです。

そのため、売掛債権の回収スピードを上げるために、売掛先から早期に回収できるように努めておくことが大切です。

5.税金類の滞納をしていないこと

ファクタリング利用時には、利用者の信用度ももちろん問われることになるでしょう。例えば、社会保険料や税金などの滞納をしている場合、その人物の信用度は低いとみなされ、ファクタリングの審査に通らないことがあります。

6.会計を税理士などに任せていること

個人事業主は会計を自分で処理していることが多いですが、税理士などの専門家に依頼をした方が、より信用度が増します。専門的な知識を有する税理士に会計を任せることで、帳簿の信頼性が上がるためです。

さらに、ファクタリングの申し込み自体も、税理士を通して行った方がファクタリングの審査に通りやすいと考えられます。

7.審査の際の面接で好印象を与えること

ファクタリングの利用では、利用者の人柄や常識を問われることがあります。そのため、条件をクリアしていたとしても、審査の際の面接で悪印象を与えてしまうと、ファクタリングの審査に通らない可能性があります。

時間厳守はもちろんのこと、必要書類がきちんと揃っていることなどでも、利用者の印象を良くすることができます。

面接の受け答えでは相手に好印象を持たれるよう、誠実でまじめな態度を見せる必要があるでしょう。

8.法人になることも視野に入れる

最近では、個人事業主に特化したファクタリング会社も増えてきているといいます。そういった会社であれば、個人事業主でも審査に通りやすいといえます。それでも審査に通らない場合、法人になることも視野に入れてみましょう。

個人事業主よりも信頼度を高めることができますし、ファクタリングの審査により通りやすくなります。

個人事業主のファクタリングが成功した事例

個人事業主として建設業を営んでいたAさんは、大口の案件を依頼され、受注しました。しかし、施工にはつなぎ資金が必要で、ファクタリングを利用することに。つなぎ資金が調達できたことで、結果的に依頼が増え、経営が上昇したといいます。

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