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オンライン融資

オンライン融資という言葉を聞いたことがあるでしょうか。オンライン融資とは読んで字のごとく、オンラインで申請を行う、オンラインで融資可否が下りるというタイプの融資方法です。ここでは、オンライン融資が銀行融資やノンバンク融資とどのように異なるのかといった詳細を説明します。融資を受けたい人は知っておいて損はない内容です。

オンライン融資とは

さてオンライン融資というのはどういう融資方法を指すのでしょうか。従来の融資というのは、銀行から融資を受けるというのが普通でした。その他には銀行以外のノンバンク金融業者から融資を受けるといった方法もあります。オンライン融資とは、これらの融資方法とは異なり、オンライン上で融資を受けることができる方法です。

申し込みから融資の審査、そして入金確認までオンラインで全て確認することができるのが特徴で、時代の流れに合わせた融資方法ということができるでしょう。どういった点で従来の融資方法と異なるのかを見て行きましょう。

審査の方法が新しい

まず大きな違いは審査の方法が異なります。従来の銀行からの融資の場合、非常に多くの資料を準備する必要があります。法人が融資を受ける場合、当然、他の金融業者からどの程度借り入れをしているかを示す借入れ状況一覧を提出します。

その他に会社の登記簿謄本や印鑑証明書、そしてそれまでの納税状況を示す納税証明書、試算表、決算書などを提出する必要があります。銀行は融資の可否を審査する際に、過去の実績やそれまでの状況に重きを置いて判断します。

納税証明書や試算表、決算書などはそれまでの会社の事業の状況を示す書類です。さらに、キャッシュフロー計算書や確定申告書などの書類も求められます。これだけの資料を揃えるだけでも結構大変であることがわかりますね。

融資を求めているという状況からわかるように時間が限られていることが多いです。そんな状況下で大量の資料を収集するのは難儀です。さらに、会社の事業のこれからを説明する資料として、事業計画書などを求められることもあります。

融資をした場合にいつ、どの程度の金額の返済が見込まれるのかを判断するのに使います。銀行からの融資には資料集めという大きなステップがあります。一方で、オンライン融資の場合、全ての資料の提出は必要ありません。銀行口座のお金の出入りや会社で使用している会計ソフトのデータなどを提出することで審査を行うことができます。銀行からの融資と比べて、大きな労力の差があります。

AIを用いた審査

銀行からの融資の場合、提出された資料を元にしっかりと人力で審査を行いますが、オンライン融資の場合はAIで審査を行います。銀行ではそれまでに融資を行ってきた状況を鑑みて、それぞれの企業にいくらまで融資できるかを判断しています。そういった作業をAIであれば瞬時に行うことが可能です。これまでの何百万件という膨大なデータを元に、資金残高の動きを予想します。客観的に判断した情報を元に、いくら融資が可能か、金利はいくらになるかといった計算をしてくれます。

事業歴が審査に重要

AIが融資可否の審査を行ってくれることは上で述べた通りです。一見万能のように思われるAIですが、過去のデータがないと予測精度が高くないというデメリットもあります。つまり、オンライン融資の申し込みには事業をある程度続けている必要があるのです。

会計ソフトに蓄積された財務データや銀行の入出金明細などが一定期間なければ、予測が難しくなり、融資する側としてもリスクが高くなるので、オンライン融資を利用することができない可能性があります。申し込む前に、自分の会社がオンライン融資の基準を満たしているかどうかをしっかりと確認する必要があります。

日本でのオンライン融資の導入

オンライン融資はいつから始まった融資方法なのでしょうか。全てをオンラインで完結させる融資方法なので、最低でもインターネットが発達してからということは想像に難くないですが、実は国によってまちまちです。日本での導入は最近です。

というのも、オンライン融資はフィンテックの発達に伴って生まれたサービスで、情報の信頼性やセキュリティ面における問題がクリアになった上で初めて実現できる融資方法です。まだまだ日本では認知度も高くないですが、今後さらに発展していくと見込まれており、大手の銀行の参入が完了すれば、高いと言われている金利も下がると考えられます。

中国・アメリカはもっと前から

そもそもオンライン融資というサービスはどこの国がリードしているのでしょうか。フィンテックはシリコンバレーをはじめとしたスタートアップとして生まれたと言われており、アメリカで大きく広がりました。しかしながら、アメリカにはすでに銀行などの金融業者が出揃っており、従来の融資方法と競合するため、市場規模はまだまだ大きくありません。

しかしながら、中国では従来の金融業者との競合も少なく、一気に広がったため市場規模も大きいと言われています。今では、多くのスタートアップ企業がオンライン融資のサービスを開発し、成功を収めています。

オンライン融資のメリット

ここで、オンライン融資のメリットをまとめてみましょう。

融資までのスピードが早い

融資までのスピードが早いのがオンライン融資の一番のメリットと言えるでしょう。銀行の融資と違って揃える書類の数が圧倒的に少なく、銀行まで持っていく必要もありません。全てオンラインで済みます。また、審査のスピードが早いため、全体的なスピードが早いのです。

融資を申し込むという状況は、すぐにでも資金が必要という場合が多いため、融資決定までが早いというのは企業を救う1つの要因となるでしょう。

公正な審査システム

オンライン融資のスピードの速さはAIによる審査のおかげでもあります。集めた書類を人力で紐解き、分析していく銀行と比べて、AIで機械的な判断が下せるため、大幅な時間短縮が実現できます。また、人の心情が入らないため、公正な審査がされているということもできるでしょう。

オンライン融資のデメリット

オンライン融資は融資の審査がAIで行われ、スピーディーに融資可否が判断されるというメリットがありましたが、デメリットもあります。知識として知っておくだけで、資金調達の選択肢としてオンライン融資を選ぶべきかどうかの判断の材料になります。

金利が高い

オンライン融資は金利が高いというデメリットがあります。人的な審査の労力を省く半面、AIによる審査のシステムの導入・保守といった費用がかかるという理由と、無担保で融資を行うことが多いため、そのリスクを考慮する必要があるという理由があります。しかしながら、今後オンライン融資の業界に多くの企業が参入すれば、競争が起きて金利が下がるといったことも予想できます。オンラインで簡単に申し込みができるからといって、返済計画がおざなりではいけません。高い金利をしっかりと計算に入れ、計画的に返済できるようにしましょう。

導入がまだまだ進んでいないところもある

オンライン融資はこれからより活況になると考えられています。裏を返すと、まだまだ導入が進んでいないともいうことができるかもしれません。しかしながら、より簡単に、より精度良く審査をするための努力が続けられているので、今後が期待できます。オンライン融資を検討する際は、会社ごとにサービスを比較し、目的に合った借り入れを行いましょう。

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