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手形貸付のメリットとデメリット

このページでは、現金化の仕組みや必要書類、ローン審査を含めて、手形貸付にはどんなメリットとデメリットがあるのかについて説明します。

手形貸付とは?その必要書類やローン審査など

現金化の仕組みや必要書類、ローン審査を含めて手形貸付とはどんなメリットとデメリットがあるかを紹介借入用に振り出した自社の手形を金融機関に差し入れて融資を受けるのが、手形貸付です。
短期資金用途で利用するのが一般的で、運転資金や社員への賞与などに使われ、設備資金のような長期返済の用途にはあまり使われません。
必要な書類は以下のようなものが一般的ですが、赤字決済の場合は、他にも書類が必要なこともあります。

  • 個人事業主/本人確認書類、確定申告書2年分、取引先通帳写し、当座照合表など
  • 法人/代表者の本人確認書類、決算書2期分、商業謄本、取引先通帳写し、当座照合表など
  • 担保/手形

手形貸付は比較的融資までの時間が短いのですが、審査書類や審査基準は業者によって異なるので、急な入り用のためにも早めに相談しておくといいでしょう。

手形貸付のメリット

手続きが簡単

手形貸付は「手形」をある種の担保とすることで資金を貸し付けてもらう手法です。そのため、比較的手続きをスムーズに行うことができます。他のものを担保にする場合、特に第三者が絡むと手続きが面倒になります。 権利、法律…。それらを鑑み、もしもの時にはどのような形で回収できるのか、少々ややこしい部分もでてくるのですが、手形は自社で保有しているものなので、第三者が絡むことはありませんのでスムーズに行える点がメリットです。

短期間での融資が可能

手形貸付は他の融資と比べると、比較的スピーディーとされています。資金調達方法は多々ありますが、その中でも手形貸付は、先に説明した「第三者が絡んでいない」という特性から、スピーディーです。ノンバンクの場合、即日融資が可能な業者もあるほど。つなぎ融資など、すぐにでも資金が必要になった時に手形貸付を活用する企業が多いのは「スピーディーさ」という特徴があるからです。

様々な返済パターンを選べる

返済パターンが多い点も手形貸付のメリットとして挙げてよいでしょう。一括返済から中途返済など、様々な返済パターンを用意している業者もありますので、自社の都合に合わせた返済を選ぶことが可能です。 裏を返せば、手形貸付の業者を選ぶ際には、「どのような返済方法が用意されているのか」という点をチェックしてみるのも良いでしょう。

他の資金調達よりも審査が甘い

手形貸付は融資の際の審査が甘いとされています。その理由として、手形貸付で求められるのは融資を申し込んだ本人よりも、むしろ手形の振り出し先の企業の方が重要だからです。もしもですが、大手と呼ばれる企業や東証一部上場企業の手形であれば、担保としての能力がとても高いことになりますので、融資する側としても安心感があることでしょう。

繰り返しの融資にも対応してもらえる

手形貸付のメリットとしては、「繰り返しの融資にも対応してもらえる」ことが挙げられます。手形貸付の場合は、長期融資を行なう際の証書貸付とは異なり、融資に際して銀行などの金融機関が行なう事務手続きが少ないのです。そのため、審査通過からそれほど待たなくても融資を受けることができます。こうした特徴から、手形貸付は賞与資金や納税資金などの短期借り入れに適しているのです。こうした手形貸付はスピーディに行なうことができるので、繰り返しの融資に対応しやすい融資方法だと言えるでしょう。

印紙税が安い

印紙税が安いことも手形貸付のメリットのひとつです。印紙税は融資を行なう際のコストとなるので、当然安く抑えたいのですが、金銭消費貸借契約書を取り交わさなくてはいけない証書貸付の際には、この印紙税がかなりの金額となります。手形貸付の場合は有価証券を用いることになりますが、印紙税は大幅に安く1通分のみでいいので、1000万円の場合は4000円という安価に抑えることができるのです。借り入れコストをなるべく低く抑えたいという場合は、手形貸付を活用するといいでしょう。

期日前に返済できる

手形貸付の返済は、期日に一括して返済するのが一般的ですが、期日前に資金の余裕がある場合には、期日を待たずに返済することができます。手形貸付の場合、利息については借入時に前払いすることになっているので、期日前に返済すれば利息分を取り戻すことができるのです。なお、証書貸付の場合、期日前返済は可能ですが、こちらの場合は一般的には違約金の対象になるので注意しましょう。

手形貸付のデメリット

返済期間が短い傾向にある

手形貸付は返済期間が短い傾向にあります。基本的に手形貸付が短期での融資となっているからなので、状況が変わって返済が滞るような状況に陥ったとしても、返済を求められます。他の融資であれば情状酌量の余地が残されているケースもあるのですが手形貸付にはそのようなこともなく、返済を求められることでしょう。その点では手形貸付はあくまでも「短期的な目的」に限定されてしまうと言わざるを得ません。

融資額が少ない?

申し込んだ融資額と実際に融資してもらえる額が少ないと感じることもあるでしょう。手形貸付は金利分が差し引かれての融資となります。そのため、申し込んだ額を融資してもらえるのではなく、そこから金利を差し引いた額が「実際の融資額」です。この仕組みを理解していないと、実際に融資してもらえる額を勘違いし、計画通りに進まなくなってしまうケースもありますので覚えておきましょう。

遅滞による信頼度の低下リスク

もしもですが、返済が遅れてしまった場合、信頼度が低下します。どのような融資であれ期日までに返済できなければ信頼度が下がるのは当然なのですが、手形貸付の場合、「不渡り」となります。銀行からの取引停止を受けるリスクもあれば、仮に2回以上の不渡りを出せば「倒産」扱いとなりますので、「もしも」のリスクが大きいです。手形貸付は手軽ではありますが、滞納リスクがとても大きいことは把握しておきましょう。

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